【修理事例】HPノートパソコン「System Fan (90B)」エラー|ファンが回らない原因はコネクタの接触不良でした

こんにちは。岩手県盛岡市の「町のパソコン屋さん」です。
今回は、HPのノートパソコンで「System Fan (90B)」というエラーが表示される症状で修理のご依頼をいただきました。
このエラーは、パソコンが冷却ファンの異常を検知した際に表示される警告です。
冷却ファンが正常に動作しない状態で使用を続けると、CPUなどの温度が上昇し、突然のシャットダウンや動作不良につながる可能性があります。
「System Fan (90B)」エラーが表示
こちらが今回表示されていたエラーです。

画面には、「The system has detected that a cooling fan is not operating correctly.」と表示されています。
簡単に言うと、
「冷却ファンが正常に動いていません」
という内容です。
まずは実際にファンが動いているのか確認してみます。
電源を入れてもファンが回らない
底面カバーを外し、内部を確認します。

その状態で電源を入れて確認してみましたが、やはり冷却ファンがまったく回りません。
この時点では、
冷却ファン本体の故障
ファンコネクタの接触不良
ケーブルの断線
マザーボード側のファン制御回路の故障
などが考えられます。
いきなりファンを交換するのではなく、まず簡単に確認できる部分から調べていきます。
ファンコネクタを挿し直してみる
今回気になったのがこちら。

赤丸部分が冷却ファンのコネクタです。
一度コネクタを取り外し、端子部分を確認したうえで、改めてしっかりと接続してみます。
そして電源を入れてみると……
ファンが正常に回転!

普通に回りました。
その後再起動して確認しましたが、先ほど表示されていたSystem Fan (90B)エラーも出なくなりました。
今回はファン本体の故障ではなく、
ファンコネクタ部分の接触不良
が原因だった可能性が高そうです。
ファン交換まで必要になるケースもありますが、このようにコネクタの挿し直しだけで改善することもあります。
パソコンの内部清掃とコネクタ部分の補強も実施
あまりにもあっさり直ってしまったので、修理する側としては若干の罪悪感があります(笑)。
せっかく内部まで分解しているので、ファン周辺などの簡単な内部清掃も行いました。
さらに、同じ部分で再び接触不良が起こりにくくなるよう、コネクタ部分を確認したうえで絶縁テープで固定を補強しています。

もちろん、テープで固定すれば絶対に再発しないというわけではありませんが、コネクタが動いて接触状態が変化することを防ぐための補助として施工しています。
今回の修理結果
今回の症状は、
症状:System Fan (90B)エラーが表示される↓確認:冷却ファンが回っていない↓原因:ファンコネクタの接触不良と推測↓作業:コネクタ挿し直し・内部清掃・固定補強↓結果:ファン正常回転・90Bエラー解消
という修理内容になりました。
部品交換をしなくても直るケースでは、必要のない部品まで交換せず、できるだけ原因を確認したうえで作業を進めています。
町のパソコン屋さんでは、ノートパソコン・デスクトップパソコンの故障診断や修理、内部清掃なども承っています。
「ファンのエラーが出る」「異音がする」「最近パソコンが熱い」「突然電源が落ちる」
といった症状がありましたら、お気軽にご相談ください。


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