水没したノートパソコンからデータを救出

今回は、水没してしまったノートパソコンからストレージを取り出し、外付けSSDへデータを移行する作業を行いました。
水没したパソコンの場合、本体そのものが正常に起動できなくなっていても、内部のSSDやHDDまで必ず故障しているとは限りません。
今回のパソコンも、まずは本体を分解して内部の状態を確認していきます。
内部を確認するとキーボード側に錆が
パソコンを開けて確認したところ、キーボード側を中心に錆や水没による影響が広がっている状態でした。
水分が内部に入り込むと、時間の経過とともに金属部分や基板周辺に腐食が発生することがあります。
今回については、本体内部には水没の影響が確認できましたが、幸いにもデータが保存されているM.2 SSDは無事な状態でした。

SSDを取り外してデータを確認
水没した本体で無理に起動させるのではなく、SSDを取り外して別のパソコンからデータを確認します。
取り外したSSDを専用の機器を使用して作業用パソコンへ接続したところ、正常に認識され、内部のデータを確認することができました。
ストレージそのものが正常であれば、パソコン本体が故障していても、このように別の環境からデータを取り出せる場合があります。
外付けSSDへデータを移行
データが正常に読み込めることを確認した後、お客様のデータを外付けSSDへ移行しました。
写真や動画、書類など必要なデータを新しい保存先へコピーしていきます。

今回はSSDが無事だったため、比較的スムーズにデータを移行することができました。
ただし、水没の状態やストレージ自体の故障状況によっては、通常の方法では読み込めない場合もあります。
水没したパソコンは電源を入れないことが重要です
パソコンに飲み物をこぼしたり、水没させてしまった場合、まず重要なのは電源を入れようとしないことです。
内部に水分が残った状態で通電すると、ショートして故障範囲が広がったり、本来無事だったSSDやその他の部品まで故障してしまう可能性があります。
パソコンが壊れていてもデータを取り出せる場合があります
「パソコンの電源が入らないからデータも全部消えてしまった」と思われる方も多いですが、実際にはパソコン本体の故障とデータが保存されているストレージの故障は別です。
水没、画面故障、電源故障、基板故障などでパソコンが使用できなくなった場合でも、SSDやHDDが正常であればデータを取り出せる可能性があります。
大切な写真や仕事のデータなどが残っている場合は、無理に何度も起動を試さず、一度ご相談ください。

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